坂城町には機械・金属加工を中心に多種多様な技術を持つ中小企業が集積し、独自の技術と創意工夫により、高精度で複雑な加工ニーズ、低コスト・短納期化への対応など、特色ある工業の町として発展してきました。しかし、バブル崩壊後の景気低迷にはじまる経営状況の悪化、国際競争の激化、産業構造の変化、少子・高齢化による後継者不足など、現在、ものづくりを支える中小企業の経営状況は厳しい状況が続いています。
坂城町では(公財)さかきテクノセンター、テクノハート坂城協同組合、町商工会の連携によって、技術高度化支援、人材育成と確保、町制度資金(金融支援)による経営安定化など、さまざまな支援を実施してきました。
今後は、これらの支援を更に充実させるとともに、経済のグローバル化に対応できる基盤づくりを推進。企業間連携に加え、自治体や組織間の連携、産学官連携を強化し、技術革新・経営革新や新技術・新製品開発の支援など次世代につながる取り組みを積極的に展開していきます。
さかきテクノセンター