経営計画策定コース

概要

「経営計画~」と聞いてワクワクする方は少ないと思います。むしろ「面倒くさいし、どうせ計画どおりに進まない」と感じる方が大半でしょう。本コースはそのように感じている方におすすめできるよう設定しました。
「今、自社の経営はどの水準点にあるのか?」
一言でいえば自分(社)の居場所を作ることです。計画どおりに進まないとき、今自分は基準点からどれほど離れているのか分かるようになります。
計画以上に達成していれば、新たな事業展開も視野に入るでしょうし、下回っていれば改善点を考えるきっかけになります。

いずれにしても、「日々、ただ仕事に追われて大変」「この先が見えない」という精神的な不安から抜け出すことを一つの目的としています。
「具体的な実利を得る」
そうは言ってもよほどの精神力か強制力がないと計画を作っただけで長続きしません。
そこで、3年目となる本コースのカリキュラムを一部改訂し、自社の「決算数値を読み解くこと」に焦点を当て、バージョンアップしました。
「現状、決算書がほとんど理解できない・・という方へ」
概要を知っていただくだけでも大きな実利となります。商工会、金融機関と連携し、コース修了後支援いたしますので、お気軽にご参加ください。


対  象: 参加資格は問いません
受 講 料: 6,000円(全5回分)
参考書籍 《「事業戦略策定ガイドブック-理論と実践で学ぶ戦略策定の技術-(2,700円)」》 代含む
会  場: 坂城町商工会2階 研修室
講師紹介:

金丸中小企業診断士事務所
代表 金丸 修一(かねまる しゅういち)氏   坂城町在住
中小企業診断士として、企業の会計支援、資金調達支援、財務分析、会社の再建・再生支援及び事業承継に関連してM&A支援等を指導するとともに、創業塾、経営革新塾等のセミナー講師も数多く手掛けている。
良い会社の条件として、『理念がある』、『事業プランがある』、『社会に貢献できる』、『マネジメント力と採算性がある』、経営者の行動力をあげ、そのための経営力強化と人材育成に取り組んでいる。

定  員: 15名(定員後も可能な限り受付します。)申込みは締切ました
締  切: 平成30年9月11日(水)

日程

日 時 科 目 内 容
1 平成30年
9月25日(火)
18:30~21:00(2.5h)
利益を生む

損益計算書の見方、読み方

利益は目には見えません。売上高から売上原価、販売管理費等様々な費用を差し引いて算出されるものが利益です。利益を生むには、その算出方法を理解し、どこの何を改善すれば利益が向上するかをマスターすることが重要です。
2 10月2日(火)
18:30~21:00(2.5h)
資金を生む

貸借対照表の見方、読み方

黒字企業といえども資金が枯渇したら倒産です。資金の確保は利益確保以上に企業にとっては重要です。資金の調達とその運用を表すのが貸借対照表です。貸借対照表の構造を理解し、資金確保のためには何が必要かを学びます。
3 10月16日(火)
18:30~21:00(2.5h)
生産性をあげる

製造原価報告書の見方、読み方

製造業や建設業など、自社でものを製造している企業にとって、生産性の向上は喫緊の課題です。製造原価報告書の仕組みを知り、コストを押し上げている要因を分析し、生産性向上のための改善策を探しましょう。
4 10月23日(火)
18:30~21:00(2.5h)
未来を拓く経営計画書の作成の仕方 企業のあるべき姿とは、生産性を高め、利益を生む体質を構築し、設備投資等に資金を投じられる会社ではないでしょうか。理想の企業に近づくための第一歩が、経営計画の策定です。経営計画書の作成方法について学びます。
5 11月6日(木)
18:30~21:00(2.5h)
人を惹きつけ、仕事とお金を呼び込むプレゼンの仕方 経営計画書は飾っておいても意味がありません。従業員には夢と希望を与え、働く意欲を鼓舞し、取引先、金融機関等には信用を与えます。実効性と中身のある計画が策定できたら、利害関係者にプレゼンしましょう。

※カリキュラムの内容は進行状況により変更する場合があります。